アーティスト、ラス・ポープと
      ホリデーシーズンのルールを書き換える
    
    
      人気イラストレーターが再び登場。ちょうどこれからのホリデーシーズンに向けてルールを
書き換える(#WriteNewRules)ヒントを提案するとともに、ギフトに対するユニークな考え方を教えてくれます。
    
   
  
    伝統を求める人も、そんなものはなくて最高という人も、この冬はさまざまな形でホリデーシーズンを楽しんで、気分を盛り上げたいところです。
    そこで再び、 現状を打破するイラストレーター、ラス・ポープです。
    彼は、アート制作やギフトに関する哲学など、常識にとらわれないやり方についてはたくさんの引き出しを持っています。
  
  
  あなたを知らない人のために、ラス・ポープとは何者かを教えてください。
  
    「ただのアーティストだよ。世界に向けていろいろなものを作って、人生のさまざまな出来事を絵やイラストで伝えている。自分にとってはその仕事が真っ先にくる大切なことだけど、ギャラリーに展示するコレクションの制作にも常に取り組んでいるよ。スケートボードの会社も持っているし、選び抜いたパートナーとのコラボレーションも手掛けている。納得がいく相手で、自分が使うものとも一致していればね。コール ハーンのシューズとか、老眼鏡とか。」
  
  このホリデーシーズンは、多くの人が伝統を大切するとともに、自分らしさを発揮することも楽しみたいと思っています。あなたや家族にとっては、それがいつもの楽しみ方のようですね。
  
    「去年の冬の教訓について話をしたよね。人々がいつもとまったく違う生活を強いられた時期だった。ほとんどの人が、普段の自分ならしないことをしていた。新しい伝統みたいにね。でも、僕にとってはそれほど珍しいことではなかったんだ。僕たちのホリデーシーズンの過ごし方は常識とは違うからね。だから、僕たちにとっては、まあいつも通りという感じだったよ。」
  
  たとえば、どういうことですか?
  
    「クリスマスイブはいつもビーチでピザを食べるのが、うちの伝統なんだ。ほとんどの人はクリスマスイブのディナーにそんなことしないけど、うちはいつもそうなんだよ。ビーチは、妻にとって幸せの場所だから。それに、僕もビーチに通いながら大きくなったし、ビーチでたくさんの時間を過ごしてきたからね。ギフトを贈るとか、可愛く見えるようにとか格好よく見えるように頑張るとかいったこととは、全然関係ないよね。」
  
  
  素敵ですね。
  
    「最高の気分だよ。誰もがそんな感じになれると思うけど。クリスマスにバーベキューをしようが、ハヌカを祝おうが、何を祝おうが。みんな、これまでとは違った過ごし方をしているよね。(去年できた)新しい伝統に意外なほどワクワクしているからじゃないかな。屋内でテーブルにぎゅうぎゅう詰めになったり、一日中家の中で過ごしたりするのではなく。僕は、クリスマスの朝は家族みんなで外に出て、ハイキングに行くのが好きなんだ。」
  
  ギフトについても、伝統にとらわれない考え方をしているのですよね?
  
    「僕たちは、ギフトの交換はしないよ。その代わりに旅行するんだ。ギフトに使う分のお金を取っておいて、毎年家族みんなで1週間旅行するんだよね。」
  
  
  それはすごい。どうしてそうなったんですか?
  
    「子どもたちが小さい頃から始めたんだよ。でも、子どもたちは別に気にしていなかった。必要なものは全部あるからね。うちの家族は、そんな感じで最高に幸せに過ごしてきた。だから、クリスマスとは、みんなで一緒に過ごして、興味深い場所に行くことなんだ。ドミニカ共和国、パリ、ロンドン……」
  
  今年はどこに行く予定ですか?
  
    「マンハッタンでクリスマスを過ごすよ。ホリデーシーズンのニューヨークは素晴らしいからね。」
  
  今年のホリデーシーズンを祝うルールを書き換えるとしたら、どんな風にしますか?
  
    「自分らしくしていいよって、みんなに言いたいね。自分にとって良いと思ったことをやればいい。」
  
  
  
    とてもラス・ポープなホリデー。
    
      ホリデーに乾杯、あなたらしさに乾杯。