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Street Art Sensation SATR Uses
Her Work as an Expression of Power

ストリートアートの新星SATRは、作品を通してパワーを表現 ストリートアートの新星SATRは、
作品を通してパワーを表現
若いクリエイティブなアーティストが、コール ハーンCCOのスコット・パットと顔を合わせ、
自分の作品や、自分にとってルールを破ることが意味するものについて語りました。
若いクリエイティブなアーティストが、
コール ハーンCCOのスコット・パットと顔を合わせ、
自分の作品や、自分にとってルールを破ることが
意味するものについて語りました。

グラフィティ界の神童SATRは、7年前に中国広州で最初の大規模インスタレーションを制作し、10代でデビューを果たして以来、勢いのある活躍を見せています。以来、独自の特徴的なスタイルの考案と改良を重ね、カナダ、ヨーロッパ、南米、アジアを回りながら、作品を展示し、グラフィティ・バトルに出場してきました。

本名をデン・クィシンという24歳のアーティストの作品は、伝統的な中国水墨画の様式とスプレー缶の技法や最小限の色使いと融合しています。SATRの最新の作品で描かれるのは、画面から飛び出さんばかりの迫力ある動物たちで、全作品に通底するしなやかな強さを漂わせています。彼女は、これらの動物たちに強さを見出し、彼らの強さの中に自身の強さを見出しています。

スコット・パット: 最初に、コール ハーンのパートナーになってくれたことに僕たちがどれほど感謝しているかをお伝えするよ、ミス・デン。そして、僕たちがどれほど君の作品を愛しているか。非常に美しく、非常にパワフルで、非常に表現豊かだね。まず、その点に感謝します。ひとつお聞きしたいのだけど、君のグラフィティネームはどう発音したらいいのかな、それと名前の由来は?

SATR:SAHT(サート)のように発音します。私の中国名にはxin(シン)という漢字が使われていて、それはxing(シン)と同じ発音です。xingは、英語でstar(星)という意味です。でも、STARではありきたりだから、真ん中の2文字を入れ替えてSATRという新しい言葉にしたんです。

パット: なるほど、発音しないRね。では、いくつか質問するよ。コール ハーンのブランドとしてのコアバリューのひとつは、信じることのために働くという考え方なんだ。僕は、君の作品について調べて、君の動画をたくさん見て、君について学んで、とても感銘を受けたんだ。現在君が手掛けているような作品のスケールとサイズは、本当にすごいね。あんなに大きい作品を制作するには、全身全霊を傾けなければいけない。君がどんなふうにアートに興味を持ったかを話してもらえるかな。

SATR:私の場合は、一歩ずつでした。2013年にペインティングを始めて、最初はグラフィティを描いていました。でも、台湾の崑山科技大学に編入してビジュアルコミュニケーションデザインを学んでいたとき、「POW! WOW! Taiwan」というストリートアート・フェスティバルに参加したんです。才能あるアーティストたちがたくさん出ていました。その1人が、キャラクターを描くトロントのアーティストOMEN514です。私は大学生のときにボランティアに応募して、OMEN514の手伝いを担当しました。実際に彼はスキルを教えてくれたわけではないんですが、精神的な支えとなってくれました。彼は私をアシスタントとしてではなく、友だちとして接してくれたんです。私は彼を兄のように感じています!

話し合ううちに、彼が私も絵を描けるっていうことがわかってから、彼はいつも私に頑張れと言ってくれました。イベントが終わってから彼はカナダに戻りましたが、その後もずっと連絡を取り合いました。彼とやり取りしているうちに、自分のキャリアのことも考えるようになったんです。それから、自分自身のスタイルを模索し始めました。それは私にとって目が開かれるような体験でした。

パット: 大学に入る前にアートの勉強はした?

SATR:いつもアートには興味がありました。私の母も画家ですから。母は、牡丹や風景を描いています。書も書きます。私も小さい頃から絵にすごく興味を持つようになりました。母は決して教えてはくれませんでしたが、いつも黙って支えてくれました。それが、高校で体系的に芸術を学ぶべきか、それともとにかく描き始めるかということであっても。私が小さな子どもだった時から、母がインスパイアしてくれたんです。

パット: 君の作品は、言葉やタイポグラフィからキャラクターや人物に移っていったわけだけど、どうして動物を中心に描こうと思ったの?

SATR:ネコ科の猛獣を描いています。彼らはパワフルだと思うし、私はパワフルなものに惹かれるからです。彼らは私をパワフルな気持ちにさせてくれます。だからいつも彼らの絵を描くんです。

パット: でも、興味深い対比があるね。動物たちは獰猛でありながら、柔らかい。彼らがとても魅力的なのは、スプレー缶のテクニックのおかげだね。線の柔らかさや、君の描き方の。

SATR:そう、動物の感情的な面、とても柔らかな面を表現しているのは、意図的に選んでのことです。それから、柔らかな流れやテクニックは、グラフィティ文字に集中していた頃の昔のスタイルから、動物のペインティングに移行した時に引き継いだものでもあります。

パット: 以前は作品にもっと赤を使っていたようだけど、今は白と黒がかなり多くなって、赤はほんの少しだね。影響を受けるような変化があったの?

SATR:実を言うと、自分のペインティングには色がありすぎると思っていました。でも、大きな変化が起こったのは、トランスパレント・ブラックという素材に出会ってからです。濃淡の加減を絶妙に調節できるんです。中国の水墨画を思わせるところがとても気に入っています。

パット: では、中国の伝統的技法とこれらの近代的な作品は関係があるっていうこと?

SATR:うーん、そうですね。

パット: 始めて大規模作品を手掛けたのはいつ?

SATR:広州で、7年前です。

パット: 不安でドキドキする体験だったろうね。

SATR:大規模作品を作るのは、とても楽しいです。まず一番に、世界のいろいろな場所に行けますから。アートのために世界各地を旅していますが、それは素晴らしい体験です。2番目の理由は、大規模な壁画を描くことで人々に影響を与えられると感じるからです。誰もがそれを見るし、時には私のアートに提案や意見をくれる人もいます。そんなふうにみんなとつながれるのが、とても良いと思っています。

私の信念は、何かをやる時は全力を尽くすということです。そうすることで、困難や障害にも責任感をもって立ち向かえます。アートの道ではたくさんの障害に出会いましたが、この信念に従うことで、今の自分になれました。

パット: 自分のスタイルは独自の域に達したと思う? それともこれからまだ進化する?

SATR:現在使っているスタイルをこれからも使うと思います。でも、将来は世界を違ったふうに見ているだろうし、たぶんもっと多くのことを見ているだろうから、今後もスキルを磨いて、現在の独自のスタイルに新しいものを付け加えると思います。だから、そうですね、私のスタイルはこれからまだ進化していくと思います。

私の信念は、何かをやる時は
全力を尽くすということです。
そうすることで、困難や障害にも
責任感をもって立ち向かえます。
私の信念は、何かをやる時は
全力を尽くすということです。
そうすることで、困難や障害にも
責任感をもって立ち向かえます。
- SATR

パット: ところで、「ルールを破るには、ルールを知らなければならない」という格言があるんだけど、君のスタイルがこれからも進化し続けていくなかで、自分のプロセスの一環として自分に課しているルール、あるいは常に破ろうとしているルールはあるかな?

SATR:私が絵を描くとき、そこにはバランスがあります。時には心のおもむくままに動物を描きたいと思うことがあります。それが私の最もパワフルな表現だからです。でも、時には違うことをしたいと思うこともあります。なぜなら、いつも同じものを描いているのを人が見たら、もっと変化が欲しいと思い始めるからです。だからいつも、心のおもむくままに描きたいものを描くことと、人々が見たいと思うものを描くことのバランスを取ろうとしています。こんな感じで、ルールを破ることもあります。

パット: このポスタープロジェクトのために選んだルールのうち、君にとって一番重要なものはある?

SATR:難しいですね。でも、“Pay attention”(心を向ける)を選ぶかな。突然何かに気付く、パニックの最中に訪れる明晰さという感じです。だから、絵の全体にメチャクチャな線を描いたんです。中心のメッセージがカオスを破って、落ち着かせるというイメージで。あと、ルールの言葉はすっきりとした線で描いて、内に秘めた決意を強調しました。

パット: それも非常に興味深いね、世界中のすべての人にとって歴史的な転換期でもあるし。現在多くの政治的変化や、多くの社会的変化が起こっているよね。君が世界をまたにかけて制作していることを考えると、パンデミックの影響はきっとあると思うのだけれど。自分が進化していくために自分に課しているルールのどれかを、書き直したりしている?

SATR:実は新しいスキルを学ぼうとしています。タトゥーです。最初は、タトゥーをやってみようとは思いませんでした。とても難しいし、そのために多くの時間を費やさなければいけないし、ペインティングから気をそらしたくなかったからです。でも、今はパンデミックのせいで多くの時間を自宅で過ごしています。それで、タトゥーアートの練習を始めました。とても興味深いし、とても楽しいです。

パット: Instagramの最近の記事で見たよ。じゃあ、ミス・デン、君のほうから聞きたいことはある?

SATR:私は、私の意見に対して何も修正もされないのが興味深いなと思っていたんですが、どうしてですか?

パット: 良い質問だね。私たちは、参加してくれる6人のアーティストそれぞれが、僕たちの信頼を土台として自分を表現する舞台を持ってほしいと思っているんだ。時々、法的な問題が生じることもあるけれど、それ以外は、それぞれのアーティストがキャンペーンの中でできる限り純粋に自分を表現できるようにしたいと思っている。もうひとつの理由は、君の作品が本当に素晴らしかったからだよ。僕たちはみんな喜んでいるし、君がこのプロジェクトに参加してくれたことに心から感謝しているよ。

SATR:わかりました。ありがとう。

このインタビューは、長さを調節し、文意を明確にするために編集および要約されています。
Introducing
4.ZEROGRAND
あなたが世界のために新しいルールを書き換える時、
シューズのルールも根本的に書き換えられる。
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